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パーパオプッフェは自分で砂場で作った
砂のお家を見て、こんなことを考えていた。

この砂のお家を横から見たら、上向きの矢印に見える。
この砂のお家を、真上から見たら四角に見える。

このことは、僕のことを同じ目線で見てくれる友達と、
上からの目線で見る生物にも、何か関係があるのだろうか。

パーパオプッフェは、木の棒を持ち、
砂のお家の周りに友達の顔を書き始めた。

それは、豆電球の形をしていた。

すると、向こうから眩しい光が見えた。
ちょうど、豆電球のパラディーソがやって来た。

「これ、ぼくやんけ」

パラディーソは嬉しそうに言った。

「パーパオはほんと器用だね!
お家もめっちゃリアルやん」

パラディーソはパーパオプッフェの手先が器用な事を
昔から知っていた。

パーパオプッフェの手は、いつもマーブルな
綺麗な色をしていた。

パーパオプッフェはパラディーソを見ると、
眩しくて目を半分閉じながら言った。

「パラディーソはいるだけで眩しくていいなぁ。
わたしはお家を作りながら、ある事を考えていたの。」

パラディーソはパーパオプッフェが少し元気が
無いのに気がついた。

「パーパオ、なんかあったのかい?」

パーパオは眉をしかめて言った。

「何かを作るたびに思うんだけど、
物体が色々な角度から見てカタチが違うように、
生物も色々な角度から見た方が相手の事がわかるよね?」

「…なるほどやんね」
パラディーソは電気をチカチカしながら
考えた。

「わたしはそう思うんだけど、そうじゃ無い
生き物もいるみたいなんだ。」

パーパオはため息をついた。

すると、パラディーソは思いついたかのように
電気をビカっと光らせ、
パーパオにこんな話をした。

「パーパオ、君の創作や考えは、何か
群を抜いた素晴らしいものがあると思うやん。

せっかくなら、”そうじゃない生き物”のことを
考えるより、
僕が紹介する面白い生き物に会ってみないか?」

「え!?」

パーパオは突然のことに驚いたが、パラディーソの
閃きが面白くって突然なことには慣れていた。

パラディーソはパーパオを連れて、
“あの切り株の場所”に向かおうと急いだ。
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