%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-05-21-17-31

 

プモンは考えた。自分の体が太っていることは重々承知だ。

それでも、風船をたくさん膨らまして、
カゴに繋げれば、空を飛べるんじゃないか?と本気で思っていた。

プモンは人間であるモンゴルフィエ兄弟のファンだった。

彼らは、人類で最初に2人で熱気球を発明し、
世界で初の有人飛行を行なったフランスの兄弟である。

問題は、空気より軽い気体をたくさん手に入れなければ行けなかった。

熱気球は空気より軽い気体で浮力を得ているのだ。

モンゴルフィエ兄弟が大好きなプモンにはその知恵はあって、
ただ、どうやってその軽い気体を手に入れるのか?
だけがわからなかった。

カゴと、風船だけは、街にいる風船ピエロと
籠屋の店長と仲良くなったから用意できる。

ただ、どうしても空気より軽い気体のありかを
知っている者だけ見つからなかった。

プモンはいつも、森の奥に自分で密かに作った秘密基地に来て、
風船と籠を大量に集め実験していた。

ある日、ぐにゃぐにゃしたマーシーが
ハイヒールを鳴らしながらプモンの秘密基地に訪ねて来た。

楽しいことにすぐに飛びつくマーシーは、
プモンが森の奥で何かしているという噂を聞きつけ、
プモンの秘密基地を探しに森によく来ていた。

今日ついにその秘密基地を見つけたのだ。

秘密基地は扉はなく、扉の外から、
驚くほどのカラフルな風船が見えた。

マーシーは秘密基地の風船の量に興奮し、
赤い風船やピンクの風船を手で押して遊んだ。

ふと壁に、プモンの字で書いた紙が貼ってあった。

見ると、

【最後のヒント:空気より軽い気体を見つけ出す】

と書いてある。

それを見たマーシーはあることを思い出した。

「プモン。空気より軽い気体のありかだけど、
ミルバが何か知ってそうよ。」

「え!?」

プモンはマーシーが来ても全く気に留めず
籠を壊れないように強化するため補強していたが、
それを聞いて飛び上がった。

「ミルバって誰?」

マーシーは長いまつげをパタパタさせ瞬きしながら答えた。

「くねくねした黄色い子よ。
彼は、この星に無い素材を見つけるのが趣味で、
多分空気に関しても詳しいはず。

以前はエメラルド色の、人を幸せにする空気を
この星に輸入していたわ」

まじか…!!

希望ができたプモンは
マーシーに赤い風船とピンクの風船をプレゼントし、
マーシーと一緒にミルバの元へと急いだ。

 

tobitaipumon

 

 

hajimenopage

tabinideru