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例え自分が生まれた星が絶望的になって目の前が真っ暗になっても
一筋の光は必ずどこかにあって

もしもその光を偶然見つける事が出来たら
多くの生物はそこに行ってみたいと思うはず。

それは、生物が進化を繰り返しカタチを変えても変わらないものだ。

そしてどの星にも眩しい光を放つヒーローという存在はいるもので、
時代が変わっても語り継がれていく。

あるとげとげした星に、mr,シンバは立っていた。

そのとげとげした星を上空から見てみると、真っ黒で、
星の周りはグレーに見えた。

あんまりに奇妙で嫌なオーラをだしているので
お世辞にも上陸したいとは思えない星だった。

もともとこの星で生まれたシンバは、この星のあまりの悲惨さから
自らの力と勇敢な心で家族を連れだし、外に出ていったのだ。

ところが、今再び上陸し、ぽつんと立っている。

シンバはこの星でやらなければいけない事があった。

シンバはどげとげした星に立って深呼吸をし、
父親のヒデ三世に言われていたセリフを思い出していた。

『一度自分で立てた目標は、責任を持って自分で果たす事』

次に、恩師ジャッキーのセリフも思い浮かべた。

『君の今の器なら、もっと多くの人を助けて、もっと偉大になれる。
 今のままじゃダメだよ。もっと上を目指さなきゃ。』

シンバは、この星の、まだ自分が見ていない本当の
星の姿を見たいと強く思っていた。

それはシンバがこの星に生まれる100年程前の姿だった。

100年前は、上空から見渡すと、眩しい光を放つ星だった。

星に降りて立つと辺りは一面に色とりどりの花が咲き、
そこにいる生き物達は女性は平和を愛し、文化を尊重していた。

また、男性は野心に溢れ、積極的でたくましい者が多かった。

毎日が踊って、笑い、あっという間に日々が過ぎて
いくような、そこに降り立つだけで幸せな気持ちになるような星だった。

ところが今は、黒い平地だ。

どこを見回しても花は一輪も咲いていない。

どの木も葉っぱを失い、枝は灰色に変色し、やせ細った姿でむなしく並んでいた。

生き物の数もだいぶ減っているが、たまにすれ違う生き物は、
イライラしている者、フラフラしている者、
我を失ってどこか”違う世界”を見つめている者、
何かに焦っている者ばかりだ。

…一体なぜこうなってしまったのか?

シンバが唯一見れる100年前の姿の星は、先祖が残した
たった一枚の写真からだけだった。

まずはこの星がどうしてこうなってしまったのか?
を知るために、シンバはこの星に住む生き物に
接触してみる事にした。

 

taiyousan99